水戸市役所は現在、改築中で丁度 半分ぐらい建屋の解体が進んでいた。
市役所は幾つかの仮設建物に分散して業務が行われているが、
三の丸臨時庁舎の道路向かいにあるこの低区配水塔は、水戸市街の低地部分に給水するため、水道技師・後藤鶴松の設計・市の直営工事により昭和7年に完成し、平成11年度まで現役で活躍していた。その優美な姿は建設直後から評判が高く、平成8年に国指定の登録有形文化財になっている。
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今年H26年3月に改装オープンしたPasar守谷(上り線)SA
力強く構える木造大断面の構造柱によって
「恵みの森」の木立を表現しているとの事
土曜日の夜
柱列
『「守谷」の地名の由来と言われている「古来より広がる緑豊かな森」をイメージさせる「恵みの森」をコンセプトとし、木立の中に優しい木漏れ日がふりそそぐ情景を表現すること。』と丹青社のサイトには書いてあるのだけど、柱と木質系のインテリアには覆われているのだが、表層的。
樹木は、「根・樹幹・葉」によって構成されているが、
強調されているのは樹幹のみで、天井に「葉」のような緑色の三角形を散りばめているだけ。
これでは冬枯の森
屋根も木質大断面で「葉」を表現すればより一層「恵の森」というコンセプトが強調されたように思う。
とても惜しい気がする