小笠原伯爵邸 -4

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回廊~ロビー

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グランドサロン

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ラウンジ161031-040906_rラウンジの窓

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シガールーム

この建物の内部の最大の見せ場が、このイスラム風喫煙室の濃密華麗な装飾です。漆喰彫刻に彩色を施した壁面も、大理石の柱や床も、往時のままの美しさを誇っていると言われています。

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シガールームの天井

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腰壁

「建築武者修行~放課後のベルリン」光嶋裕介著

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思想家の内田樹さんの家を設計された光嶋裕介さんのザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ勤務時代のベルリンの街の様子、事務所の雰囲気、ドイツを始めとしたヨーロッパの建築について書かれた本です。

私にとってベルリンは見逃している都市のひとつで、グーグルマップに建築の位置をマークをしながら興味深く読みました。

ヨーロッパは保存・再生・病理学の元祖みたいなところです。

私も学生時代、カルロ・スカルパの建築に憧れました。スカルパの仕事は、ほとんど改修計画で新築はわずかでした。リノベーションの場合は 既存の建物があるわけですから新築より格段に制約が増えます。古びた建物を注意深く観察し、調査し、生かせるものは生かしながら死んだ空間は再生します。新築の場合の何倍もの労力と想像力を必要とします。

さてベルリンといえばライヒスターク(旧帝国議事堂)という歴史的建築物を新生ドイツの連邦議会として蘇らせています。フォスターのキューポラのデザインは「置換」のデザインの代表格といえます。

若い人の「建築旅の記録」を読むことはあまりないのですが、光嶋さんのチャレンジ精神、読書や芸術への造詣には多いに刺激を受けました。

小笠原伯爵邸 -1

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月に一度の一般公開日に予約をして行ってきました。

今までも見ておきたい思っていたのですが、二三か月前に予約しないとならないので、中々スケジュールが合わなくて来れませんでした。

この外観は、車中から ちらりと見たりしていました。

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エントランス

葡萄棚がデザインされた青空の透けるキャノピー

美しいですね

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シガールームの外観

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ガーデンテント・ガゼボ

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ルーフガーデンテント

九州国立博物館 -3

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3階

4階展示室に向かうの修学旅行生

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3階から見た大屋根

木材の化粧材が間隔があり過ぎ効果が薄い。たぶん内装制限の関係

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エスカレーター・階段部分

上下に展示場を重ねた場合の観客の搬送能力に難点あり

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1階ホールを見る

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この日、鳥獣戯画展・「京都高山寺と明恵上人-特別公開 鳥獣戯画」を開催していたが平日でもかなりの人出。私は、ほぼ開館時間に行ったのでスムーズだったが、見終わるとこんなにも並んでいた。

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12条5項報告の現地調査立ち合い

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豊島区に提出していた法12条5報告の豊島区建築課職員による現地調査の立ち合いをしました。

築26年の鉄骨造3階建ての建物です。1・2階がアパートで3階がオーナー住居ですが、3階住居専用のエレベーターを設置したいということでした。増築申請が必要ですが工事完了検査済証が無いということで、巡り巡って弊社に相談がありました。

確認申請の副本が保存されていた事、違反部分がなかった事、色々な書類が残っていたため豊島区と打合せさせていただいて構造関係の調査はせずに建築基準適合性状況調査を行い、法12条5項報告書を提出しました。

道路幅員の確認、隣地境界からの建物の離隔距離の確認、内外観の目視・計測等で現地確認をしてもらいました。私の目からみても問題のない建物でしたのでスムーズに現地調査は終了。弊社の提出した12条5項報告書は見本にしたいような体裁とお褒めの言葉をいただき、年甲斐もなくちょつとうれしかったです。

この案件は、調査だけでなく増築申請のための設計もお受けしましたので、珍しく図面も書いています。現地調査が終わり12条5項報告が決済になったら建築確認申請を豊島区に提出できるので、少しピッチをあげなくてはなりません。

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九州国立博物館 -1

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大宰府天満宮からエスカレーターを乗り継いで行く

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エスカレーターの中の色彩は変化する

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エスカレーターを上がり切ると九州国立博物館。この日朝の内は博多も晴れていたのだが、昼近くになるにつれ雲が多くなってきた。

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山の中を切り開いた、狭い平坦部に建物が建っている。

ヘッドライトランプ

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最近は電気の供給がされていない既存建物の調査が多いので、ヘルメットに装着するLEDヘッドライトランプを新調した。

ヘッドライトとリアライトからなり、単三電池3本の白色LEDのもの。

LEDは、lm・ルーメン(光束)で表記されていて、今回は210lmのものにした。以前は100lmだったのだが屋内作業用としては少し暗かった。今回は屋内用としては丁度良いようにも思う。ルーメンは数値が高いほど良いかというとそうでもなく、要はヘッドライトを使う用途によると思う。

重量が軽い事も選択項目だと思う。

市街地で調査をすることが多いので、入手が容易な乾電池機種を使用することが多い。

ヘルメットに装着するクリップは別売り。

「僕の住まい論」内田樹著

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近年著作に触れることが多い、内田樹(たつる)さんの自宅・合気道道場・能楽堂など多様な機能を持っている建物「凱風館」を建てた時のことを建築主としての立場から書かれた本です。

内田さんが命名した建物名「凱風館」の「凱風」(がいふう)は、

詩経の「凱風自南 吹彼棘心」

「凱風南よりして彼の棘心(きょしん)を吹く」から取られたと書かれています。凱風は暖かい南風で、母親や教師の慈愛を表し、棘のある子を温かく見守るという意味です。名は体を表すというか、いい館名だと思います。

「道場が欲しい」から始まって、家を建てようと思った時に、初面識で雀卓を囲んだ若い建築家(まだ住宅を一から設計したことがない)・光島裕介さんに設計を依頼したくだりは感心しました。内田さんは、人を見る目があるというか、無謀というか・・・こんな建築主は、ほとんどいないだろうし。

私が、その仕事に触れたことがある人達が沢山出場します。

岐阜県中津川市加子母に本社がある中島工務店。左官職人の井上良夫さん。瓦師の山田脩ニさん。いい仕事っぷりです。

この本は、「凱風館」の建設の記録、内田さんの住まいに対する考え方の本でもありますが、やはり思想家・内田樹の書く本は違います。「能」「アジール(避難場所)」「逃れの町」「母港」「貨幣」「教育」に対する論が散りばめられています。

読み終わると爽快な気分になりました。

宮沢湖

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ムーミンのテーマパーク「メッツサ」が計画されている飯能市の宮沢湖に寄ってみました。

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宮沢湖の手前でバリケードにより閉鎖されていました。

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少し湖面が見えます。この湖面の周囲に「ムーミンの世界」が展開されるそうです。OPENは2017年と公表されていますが、まだ造成工事も始まっていないようですから年末頃でしょうか。

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人家や周辺道路から離れていて静かな森です。

メッツサが完成したら また来てみましょう。

空き家サミット2016

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「空き家サミット2016」に参加してみました。

基調報告のひとつは、東京都計画調整担当課長から都内の空き家の状況が報告された。「平成25年時点の空き家は約82万戸、空き家率は平成10年からほぼ横ばいで、平成25年では11.1%」「内訳は、空き家のうち約60万戸は賃貸用であり、平成20年と比較して10万戸以上増加している」「長期不在・取り壊し予定の空き家は、平成20年比較して減少しているものの、約15万戸存在」「都内区市町村の空き家の実態調査は、まだ始まったところ」

もうひとつの基調報告は、「豊島区における空き家問題とその対策・活用」で現状は全国的な空き家問題である戸建て住宅の空き家問題とは少し異なる様相が見られる。「豊島区では世帯構成がファミリー世帯22.2%、単独世帯60.9%である」「住宅数は増加傾向だが56%が民営貸家(すなわち単身者アパート・マンション等)」「面積30㎡未満の物件が多く、増加している」

統計には表れていないかもしれないが外人向けシェアハウスも相当数増加していると個人的には思っています。

木密地区に住んでいて思う事を少し書いてみます。

この10年、豊島区東池袋地域は再開発が進み、長く住んでいた住民は流出。古い住宅や事業所跡地は、単身者アパート・マンションに建て替えられた。よって町会は再編成され子どもは減少。新しく建替えられたアパートのあおりを受け古くなった賃貸住宅には、外人入居者が増え、住民は治安の悪化を心配する。

結婚しても、低価格のファミリー向け賃貸住宅の供給は少なく、子育て世代への施策が充実していて物価等も安い北区等に転出する傾向があります。(例えば北区と千代田区は高3まで医療費無料・豊島区他は中3まで)

UR賃貸等の空き室傾向を見ていると豊島・文京・新宿などは空き室がほとんどありません。

豊島区は、単身者が歳を重ねても定着する傾向が見えてきた。その単身者の多くは非正規労働者で所得が少なく、人口が増加しても税収は減少し、豊島区は将来財政破綻の可能性があるという衝撃的な指摘で、以前NHKで特集されていました。

豊島区からの基調報告における「現時点における主な課題」についての私的意見

1、空き住戸、空き室は思いのほか見つからない

賃貸住宅は再転用されやすい。単身者用→外人用シェア・老人向け→貧困ビジネス等と意外と老朽化しても転用できる。しかもほとんどが正規の手続きを踏んでいない。

2、法令によつて利活用を断念

住宅以外の用途に転用しようとしても、従来からの住宅は違反建築・法不適合・検査済み無し・再建築不可(接道)であることが多く、前段階で活用不可となる事が多い。つまり計画の土俵にもあがらない物件が多い。

3、空き家オーナー・家族の合意形成が大事

相続の問題もあり「個人所有物件」の活用は予期しないことに直面することが多い。

4、貸したい人と借りたい人とのスピード感の違い

民間ベースでは、個別の需要が見込まれて経済的合理性を勘案して事業計画に着手するのでマッチングは中々難しい。

5、入居者の関心は家賃

豊島区は土地の実勢価格や評価額が高いので、民間ベースで再活用ビジネスを計画した場合は、中古リノベ―ションであつても家賃を安く供給するのは難しい。既存建物調査→耐震診断→耐震補強工事→その他リノベーション工事という正規の手順を踏んでいくとどうしても工事原価と営業経費が積み増しされます。

空き家は、昭和55年(1980年)以前の建物が多いので、耐震診断+耐震補強工事は不可欠となるのがほとんどだと思われます。

近接他区(板橋・練馬等)の方が有利になるケースが多い。又城南に比べると城北の所得水準は低いので購買層が限定されという傾向もみられます。

空き家の維持管理の問題と切り離し、都市のバランスのとれた成長と維持から空き家問題を考えると

ワンルームマンション規制の再検討。シェアハウスの規制。子育て世代向け施策の充実。公的住宅施策の作成が必要で、民間事業者を主体とした施策のスキームだけを考えても難しいのではないでしょうか。空き家という量はあっても、活用したいという潜在的需要が少ないところに色々なスキームを作ってみても、ビジネスにはなりづらいのではないかという感想を持ちました。

あけぼの子どもの森公園 -1

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飯能市にある、ムーミンの童話の世界をモチーフにした公園「あけぼの子どもの森公園」です。

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体育館や競技場のある平坦な場所から、ゆるやかな坂を上がっていくと「ムーミンの世界」の建物が見えてきます。

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坂をあがると右手にあるのが うろこ模様の屋根に覆われたこども劇場(多目的ホール)

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きのこの形をしたムーミン屋敷

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ムーミン屋敷に近づいて見ました。

小さい子供連れの家族が、あちこちに見られます。

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省エネ設置届にまつわる話し -1

最近 歳を取ったせいか怒りっぽいというか挑発的な言い回しになる時がある。

都内の某区の省エネ審査担当者との会話

区「外皮計算の算定根拠となる図面を添付してください」

私「各室別・方角別に外皮計算をエクセルで作成し添付してありますが」

区「どこがどこの部分という色分けして外皮計算根拠がわかる。こちらがチェックしやすい図面を添付してもらっています」

私「平面図・立面図等の添付してある建築一般図で階高や辺長をチェックするのが審査ではないですか。図面に基づく算定根拠は添付してありますから、それでチェックしてください。」

区「算定根拠図がないとチェックできないでしょ」

私「添付した確認申請の図書である建築一般図で充分チェックできるでしょ」

区「皆さんに図面とは別に算定根拠がわかりやすい図を作ってもらっています」

私「何度もそちらの区に省エネ設置届を出していますが、別図を作成しろと言われたことはありません」

区「皆さんに作ってもらっているし、算定根拠図を作成してもらうのは区の方針です」

提出してあるのは2階建て500㎡あまりの建物だが、屋根形状と外皮形状からモデル建物法はそぐわないと思い、標準入力法で設置届を提出してあった。区に提出(受付)してから18日目になって電話がきた。18日経過しても全部の内容は見てないらしい。

私「今年4月に、そちらに別件の省エネ設置届(標準入力法)で提出したときも別図を作成しないさいとは言われませんでしたよ」

区「誰が担当でしたか」

私「え~っと。Aさんです」

区「わかりました。このままの書類でチェックして質疑書を出します。少し時間がかかります」

私「もうすぐ21日経過するので工事着工が伸びてしまいます」

区「受付してあるから工事着工は構いません」

工事着工の21日前に省エネ設置届を出すというのは、要は書類上の形式的儀式なのですね。

以上の会話 音声にすると結構 お互いにエスカレートした口調なのです。

「災害に強い学校施設の在り方について~津波対策及び避難所としての防災機能の強化~」

平成26年3月に文科省が取りまとめた「災害に強い学校施設の在り方について~津波対策及び避難所としての防災機能の強化~」を読んでみました。

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東日本大震災では、学校施設は子供たちや地域住民の緊急避難場所又は避難所としての役割を果たしましたが、その中で発災直後から教育活動再開までの間において防災機能に関する様々な課題が顕在化しました。

災害対策基本法の改正(平成25年)において,緊急避難場所と避難所が明確に区別されました。
緊急避難場所:切迫した災害の危険から逃れるための避難場所
避難所:避難者が一定期間滞在し,その生活環境を確保するための施設

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文部科学省では,「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」の下に「災害に強い学校施設づくり検討部会」(部会長:長澤悟 東洋大学理工学部教授)を設置し,学校施設の津波対策と避難所となる学校施設の在り方について検討を行い,報告書として取りまとめたとあります。

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「避難所となった学校施設の利用状況と課題」として、文科省の調査から避難所として利用された施設は「体育館」(70.1%)、「普通教室」(34.9%)、「特別教室」(33.3%)となり、やはり体育館の利用が多かったようです。

次に施設・設備に関しては「トイレ」(74.7%)、「暖房設備」(70.3%)、「給水・上水設備」(66.7%)、「通信設備」(57.5%)、「電力供給設備」(45.0%)、「備蓄倉庫等」(35.2%)、「放送設備」(32.8%)、「避難者の避難スペース」(32.6%)等が指摘されています。

避難所として指定されていても学校施設の防災機能の整備が遅れている現状が浮き彫りされ、それぞれの課題が指摘されています。避難所の指定と防災機能の実態が必ずしも整合していませんが、文科省が平成24年度に「防災機能強化事業」を新設して防災機能の整備に財政支援をし始めたので、徐々に整備が進んでいます。

また、「地域の避難所となる学校施設の在り方」について、災害発生から避難所の解消までの期間を4つの段階に区分し、必要な機能を整理していて参考になります。

日本全国、何時どこで災害が起きるかわかりません。学校施設を含めた避難所の防災設備の整備は、喫緊の課題であると思いました。

ERIアカデミー・住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座開設

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株式会社ERIアカデミーは、株式会社建築技術とのコラボレーションにより、建築技術者を対象とした住宅・建築物の省エネを学ぶeラーニング講座“eri-college”を10月1日から開設しました。

株式会社ERIアカデミーのサイトには「開設目的」について、以下のように書いています。

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「1. 開設の目的
建築物省エネ法(建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律)に基づく省エネ性能表示努力義務が始まり、大規模非住宅建築物の省エネ基準適合義務化を控えるなど、住宅・建築物の設計者や技術者にとって、省エネ性能に係る知見が重要になってきています。
当該分野に関する情報提供の要請が急増していることなどから、設計者や技術者を対象にした専門家による住宅・建築物の省エネに関するeラーニング講座を開設することといたしました。」

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2020年までには、省エネ基準への適合が義務化され、また標準的な新築住宅がZEH化されるなど、建築・住宅の省エネ性能向上に向けて事業環境が急速に変化しつつあります。省エネは、これからの設計者にとって必須の知識になろうとしています。

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早速 開講されている4つの講座の内、2つの講座を聞いてみました。1講座16分ぐらいで無料で聞けます。グルーバルな視点から語られているのが特徴で、実務に漬かっていると 時々 こうしたグローバルな視点の話を聞くと新鮮です。

http://www.a-eri.co.jp/elearning/