お土産の餡子餅で有名な「赤福」の本店
五寸勾配の瓦屋根、杉の鎧下見板張りの外壁、開口部の面格子
左側に赤福本店五十鈴茶屋(1985年増築)
赤福本店の裏側を流れる五十鈴川
五十鈴川にかかる橋からの赤福本店
本店向かい側の茶屋で「赤福ぜんざい」をいただく。
建築法務専門事務所・一級建築士事務所 / 建築ストック再生・活用 / 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・ Terada Architectual Firm /
外宮・新
外宮・旧
外宮は天照大御神の食物をつかさどる神・豊受大神として
豊宇気昆売神(とようけびめのかみ)を祀っている
第21代・雄略天皇の夢枕に天照大御神が現れ
「私はひとりなので、毎日の食事に不自由している。すぐに丹波(京都)にいる御饌の神・豊受大神を自分のそばにつかわすように」に託宣した。
雄略天皇は、この託宣を聞いてあわてて伊勢の山田原に社(かしら)を建て
丹波の真名井というところから豊受大神を勧請遷座した。
これが外宮の始まりとされている。
第21代・雄略天皇は、
曽祖父である第15代・応神天皇に始まるといわれている河内王朝の血脈であるが
史上、最も残虐な天皇として知られている。
平群(へぐり)、大伴(おおとも)、物部(もののべ)の
軍事力をバックに武力と政略結婚によって各地の豪族を従え
専制王権を確立した。
展示B棟を出て展示A棟をみる
左側はカフェテラス
展示B棟の出口
竣工時の写真を見ると ここには水が張られていた
水がなくても枯山水的で良いかも
池のアートは小清水漸の作品
カフェテラス内部
午後4時閉店ぎりぎりに入ったが、こころよく注文を受けてくれた
温かい伊勢うどんを食べた。
生まれて初めて食べたが、柔らかい食感がたまらない
伊勢うどんのファンになってしまつた。
博物館の受付の方にタクシーを呼んでもらい
ミュージアムショップをながめてから、外で鳥羽からのタクシーを待っていたら
受付の方が、4時半閉店が近づいていたのに心配して外まで見に来てくれた。
交通の便が悪いが、
展示内容は豊かだし博物館の人達は親切だったし
満ち足りた気持ちになつた。
END
名古屋から足をのばし鳥羽の「海の博物館」に行った。 名古屋から二時間あまり、鳥羽駅からはバスの便が悪くタクシーを使わざるを得ず予期せぬ出費。
着いたのは午後3時を回っていて、閉館の4時30分まで 駆け足気味で見てまわった。
「海の博物館」が竣工したのが1992年だから、20年経って ようやく逢いに来れたという想いがした。
名古屋とか三重県には、これまでも何度か訪れている。
それでも中々、訪れる機会がなかった。 一度は見ておきたいと思っていた建物のひとつなので逢えてよかった。
右側のカフェテリアは、2003年に増築された。
志摩半島の風雨に耐え20年。 「海の博物館」は、ひとつも陳腐化しないで そこにあつた。
野面石の外溝が とても似合っている。