玉川通りから宮益坂上を見た右手にあります。
存在は以前から知っていましたが近づいて見たことはありませんでした。
角に鐘塔があり、建物はL型に配置されています。
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
メトロ東西線・神楽坂駅(矢来町側)を出た、交差点に「la kagu」はある。昨年の秋にオープンした商業施設
建物は、昭和40年代に建てられた新潮社の倉庫で波型スレートの外壁はそのまま。ずっと前から神楽坂のにぎわいにはそぐわない一画だったけど、隈さんが言う波型スレートの外観が神楽坂の街に根付いた景観要素だとは思えない。
隈研吾さんは神楽坂に住んでいるから、そう思ってしまうのだろうか。
古いということと、汚いというのは異なる。
人も建物も、老いたるものの身だしなみには 気を使いたいものだ。
駐車場側からの写真だが、1階店舗への入り口もある
エレベーターホール
波型スレートの内側は、木毛セメント版が下張りされていた。
2階店舗・品揃えは少ない、良さそうなものはおいてあるが値段は高い。
この建物を特徴づけているウッドデッキと2階にあがる大階段
キュレーターショップというのだが、商業的に成り立っているのかなぁ~
3月23日に落成式を終え、5月7日より利用開始される豊島区新庁舎(1階~10階)、建物全体では「としまエコミューゼタウン」と名付けられたらしい。
「エコヴェール」と名付けられた低層部のファサードを覆う装置
よくみると透明なガラス、太陽電池モジュール、植樹壁(手摺)、木製のような格子と色々と組み合わされている。
今のところなんだか仮設部材が取り付けてあるような、チープな感じも受けるけど、「樹木のような建物」と隈研吾さんが説明していたようになるのかどうか、しばらく見守りたい。
有楽町線東池袋駅(池袋側)から地下道が直結される。この近くに副都心線の新駅(雑司ヶ谷と池袋の間)ができるという噂もある。
商売柄もっとも関係深い都市整備部は、6階南側テラスに面して執務スペースが配置されるようだ。
新庁舎は近所なので、そのうち散歩がてら行き 内部写真も紹介する予定。
タワー部分の東京建物の分譲マンションは、すでに完売。坪330万円(正確ではない)と聞くから、一般庶民には高嶺の花のマンション。
東大(本郷)にある伊藤国際学術研究センター
香山壽夫氏(東大名誉教授)の設計
「桜広場」を中心に展開する
街に向かって開かれた知的な出会いの場
この広場の下には約500人収容の講堂が配され、広場へ突き出した2つのトップライトは講堂に自然光を取り込むとともに広場を照らす光の筒となる
地下2階の伊藤謝恩ホール
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/index.html
大正15年に建てられた学生寮を美しく個性的な歴史的建物として後世まで残していくため、コーポラティブ方式により住宅として再生(リノベーション)をはかった2004年竣工のプロジェト。
元設計は、求道会館と同じ武田伍一
求道会館2階から撮影
求道会館左手の路地の奥にある
ここから奥には無断では入れません
別世界へのアプローチという感じ
共同住宅で人が住んでいるので建物の中は見れなかったが、目の保養になった。
土地の権利は現在の土地所有者である宗教法人(単立法人で求道会)が持ち、 参加者は定期借地権にて共同(「準共有」)で62年間借り受ける。その土地にある「歴史的な建物」を通常 のマンションと同様区分所有し、参加者で結成する建設組合にてリノベーション(修復)した。「借りた土地」の上に「今ある建物」を ディベロッパーが介在することなく「参加者で再利用する」から、余計な経費がかからず、魅力的な価格が実現された。
定期借地権設定+コーポラティプ方式という建築再生プロジェクト
http://www.abrain.jp/hongoh6/index.html
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2階
天井 左官鏝絵模様
コードだけで吊るされた照明器具
天井裏との空気流通を図る開口
5個という数字には、
宗教的な意味が込められているとのこと
暖炉のデザインは、武田伍一が
英国で見たマッキントッシュの「キモノ型」デザインに
刺激されたものと近角氏が説明してくれた。
【建物データー】
設計 : 武田五一
延床面積施工 : 149.141坪(492.93m)
階数 : 地上2階
構造 : 煉瓦造 一部鉄筋コンクリート
原設計設計期間 : 1903年頃~1915年
原設計施工期間 : 1915年5月~1915年11月
施工 : 初代戸田利兵衛(戸田組)
復原工事設計監理 文化財工学研究所
復原工事設計期間 : 1996年9月~2002年3月
復原工事施工 : 戸田建設
屋根は二重野地(木造+センチュリーボード)ガムロンシート防水 石綿スレート菱葺一部銅板葺
外壁はモルタル塗一部煉瓦
正面ファサード・玄関ポーチはタイル貼(備前伊部) 一部洗い出しモルタル
笠石は特殊コンクリート(フェロコンクリート)
2階から
屋根2×6トラス
祭壇
「近角常観(ちかずみじょうかん)は明治3年滋賀県に生まれた浄土真宗大谷派の僧侶で、親鸞聖人の信仰を伝える歎異抄を原点に据え、悩み煩悶する人間が絶対他力によって救済されることを自らの入信体験を基に繰返し説き、 仏教界のみならず幅広く同時代の知識人に大きな影響を与えた。
近角は若き日の欧州留学の体験をふまえ、青年学生と起居を共にして自らの信仰体験を語り継ぐ場として求道学舎を本郷のこの地に開き、明治35年から昭和16年に没するまでその経営に心血を注いだ。
また、広く公衆に向けて信仰を説く場として、大正 4年にこの求道会館を建立。
その壇上から有縁のものへ語りかけると共に、広く社会に対して仏教の有るべき姿を訴えた。その主張は政教分離の立場から国家による宗教管理とともに教団の政治参画にも強く反対し、宗教界の自立性の喪失に警鐘を鳴らし近代仏教の確立に大きく貢献した。」(求道会館サイトより)
セイホクギャラリー1階
屋根面
2階から
屋根
セイホクギャラリー2階
【設計データー】
設計 河野泰治アトリエ
構造 東京大学大学院農学生命科学研究科/木質材料学研究室
施行 (株)エンゼルハウス
建築面積 359.21m2
延床面積 497.48m2 (1階 327.51m2 / 2階 151.97m2)
階数 地上2階
構造 木質構造
竣工 2008年8月
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/plan_annex.html
一般社団法人住宅医協会設立記念講演会「建築・新しい仕事のかたち~箱の産業から場の産業へ」東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授の松村秀一先生の講演を聞いてきた。
東京大学(農学部)弥生講堂アネックス/セイホクギャラリーという木造シェル構造でできている建物が会場だった。
松村先生の話は刺激的だった。
日本の産業構造が「ハコの産業」から「場の産業」=「より望ましい生活を展開する『場』を構成するあるいは提供する産業」に一大転換している時代と位置づけられた。
「新しい仕事のかたち・七つの要素」として
をあげられ、具体的事例を紹介されていた。
私達が目指している仕事の方向が、あながち間違ってはいないのだなぁと思った。
刺激的な空間で刺激的な話を聞けれて脳が活性化した一日だった。
5/28 新国立競技場の基本設計が発表された。
国際コンペの時よりコストの見直しがされ、規模も縮小されたようだ。基本設計の詳細は下記のサイトに公表されている。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium//tabid/411/Default.aspx
このところ新国立競技場のニュースが飛び交っていた。
5月12日には、建築家の伊東豊雄氏が、国立競技場の建て替え計画に異を唱え、現競技場の改修案を発表した。
【スタンドを複層化、伊東豊雄氏が国立の改修案 】
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140516/663049/
又、JIA・日本建築家協会が国立競技場解体延期の要望を出している。
【国立競技場の解体延期を要望、JIA 】
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140523/664070/?rt=nocnt
等、多方面から解体延期、改築ではなく増築・改修の要望が出ていた。
そんなところ5/31のファイナルディを前に基本設計が発表されたわけだが、基本設計を見て個人的にはがっかりした。
なんだか ずいぶんとずんぐりむっくりして 躍動感がない。
自転車競技用のヘルメットから工事現場用ヘルメットになったような・・・。
この基本設計だと、歩行者の視線ではボリューム感だけが強調されるような気がする。やはり8万人収容にこだわるとこうなっちゃうのかなぁ~。
個人的意見は、もともと56年ぐらいで建物を壊して改築してしまうのには賛成できないし、オリンピックのスタジアム基準は6万人だから、増築等をすれば良いと思っていた。
一方、ザハ・ハディド・アーキテクトの設計なら完成を見てみたいという気持ちもあったけど、最初から予算額の倍になりそうなデザインだから・・・
それでも新しい未来を切り開いていくような躍動的なデザインにはしびれた。
もともとこのコンペは、応募要領でデザインコンペで設計コンペではないとあったけど、ザハ・ハディド・アーキテクトはデザイン監修という立場になり、基本設計は、日建設計・梓設計・日本設計・アラップ設計共同体。
http://www.jpnsport.go.jp/corp/chotatu/tabid/117/Default.aspx
お上が決めたことには逆らえない風潮が日本にはあるが、市民は発言しないと。
駅に直結する日本初の「駅上病院」である
「東急病院」は、壁面と屋上を大規模に緑化している。
南側と西側の壁面にはワイヤーを張りめぐらせ、
そこに7品種4,200本ものツタを巻きつけたとある。
この緑化で直射日光を緩和でき、室内空調の消費電力を削減し
建物の放熱も抑えられ、地球温暖化の防止にも役立つ。
「東急大岡山駅上東急病院」
統括 東京急行電鉄工務部施設課
デザインアーキテクト 安田幸一研究室+安田アトリエ
設計 大建設計
大岡山と言えば東工大キャンパス。
「東京工業大学百年記念館」 設計 : 篠原一男 竣工 : 1987年
この日は、入学試験でキャンパス内には入れなかった。
「東工大蔵前会館」 設計 : 坂本一成&日建設計 竣工 : 2009年
仕事で吉祥寺に行ったおり、楳図かずお邸の場所を教えてもらい見に行ってきた。
道路から駐車スペース分奥まり、大きな木立がさえぎり 紅白の縞模様は目立たない。
わずかに屋根の上に突き出たトップライトがかわいらしい。
2009年に景観論争で有名になった家だが、この当時も「周囲の目を引くが、景観の調和を乱すとまでは認められない」という東京地裁判決だったが、新築当時より一層目立たなくなった。
今でも 見に訪れる人が絶えず吉祥寺の名所になりつつある。
◆楳図さん宅景観乱さずと東京地裁 赤白ボーダー壁撤去不要(共同通信)
漫画家楳図かずおさんが東京都武蔵野市に新築した自宅をめぐり、周辺住民2人が「景観破壊だ」として、楳図さんのトレードマークの赤と白の横じま(ボーダー)模様になった外壁の撤去などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(畠山稔裁判長)は28日、「周囲の目を引くが、景観の調和を乱すとまでは認められない」とし、請求を棄却した。
赤白横じまのネクタイ姿で入廷した楳図さんは判決後、「少し早く春を感じさせてもらった。(今後の近所付き合いは)素直にやっていきたい。多少間を置くのも仲良くする方法で、気を配りながら生活をしていきたい」と笑顔で話した。
外壁の横じまは約50センチ幅。屋根に設置された赤い煙突状の塔にある2つの丸い窓は、作品の人気キャラクター「マッチョメマン」の目をイメージしたという。
住民側は2007年、建築工事の差し止めを求め東京地裁に仮処分を申し立てたが、却下されたため提訴。自宅は昨年3月に完成した。(2009-01-28 16:47:48)
下の写真は 新築当時の楳図かずお邸