武蔵野クリーンセンター

2017年3月に完成した武蔵野クリーンセンター(清掃工場)。市役所に隣接し周囲は住宅地という稀有な立地の清掃工場。およそ清掃工場には見えないが、そこが設計上の重要なテーマだったようだ。

テラコッタバーと壁面緑化で鉄筋コンクリートの躯体を覆っている

テラコッタバーは、武蔵野の雑木林を表現したものらしい

隈さんの割箸工作のようなデザインの安直な流用にはなっていない

何よりもディテールがしっかりしている

テラコッタバーの内側には照明器具が隠されていた

高さ15mに抑えられている

見学者ルートが常時開放されているらしい

延床面積:8,871m2(1期工事、工場棟)
階数:地下2階・地上3階
共同設計者:武蔵野市、KAJIMA DEZAIN 、水谷俊博建築設計事務所(デザイン設計監修)

施工 : 鹿島建設
主要技術:臭気漏洩防止技術、炉室温熱環境予測
受賞:グッドデザイン賞2017