計画中、設計中のプロジェクトや秋以降の業務について進捗状況を共有した。
出張から帰ってきて夏風邪をひき、準備ができなかったので、先月課題を出した実践的な演習課題についての発表と講評を行った。
都内の検済無し住宅の上増築(おかぐら)に対するガイドライン調査、条例に基づく申請、増築確認申請、設計、工事監理の業務見積書の作成。工事金額に対する料率ではなく、人工計算を積み上げた報酬の見積書作成を課題とした。
適切な調査項目、調査人工を把握しているか、設計粗利率をどのように設定するのか等、技術者として、また経営者として、設計見積書をどう作るかという課題。こうした実践的な課題は、それぞれの業務に役立っていくだろうと思う。
ある演習課題提出者の感想「調査の項目や工事期間の想定、諸経費・粗利の考え方など色々と勉強になりました。他の設計事務所の方の設計見積を見たり、考え方を聞いたりする機会はこれまで無かったので、参考になりました。」