
とある新築中建物の植栽モックアップを造園設計者の案内で見学した
蛇篭プランター・外部側

建物の各階軒先端に設置する計画
蛇篭プランター・内部側

潅水装置も設置されていた

土壌は人工軽量土の上にマルチングが施されていた
現在、植栽の成長度合いを観察しているところだそうだ
建築法務/ 建築ストック再生・活用 /長寿命化/ 環境建築 / 建築設計監理 / ㈱寺田建築事務所・一級建築士事務所
とある新築中建物の植栽モックアップを造園設計者の案内で見学した
蛇篭プランター・外部側
建物の各階軒先端に設置する計画
蛇篭プランター・内部側
潅水装置も設置されていた
土壌は人工軽量土の上にマルチングが施されていた
現在、植栽の成長度合いを観察しているところだそうだ
映画「かもめ食堂」「南極料理人」「深夜食堂シリーズ」のフードスタイリスト・飯島奈美さんのレシピ本。
誰しもお腹が満たされれば、心も癒される。
この本で紹介されている家庭料理は、ごくごく普通の料理だが、母が作ってくれた料理が思いうかぶ。
決して高級ではない材料に手間をかけたお袋の味。思い起こすと懐かしい。
お袋の味も中食・外食の時代で、時短料理とか、なんちゃつて料理を散見するけれど、家庭料理は大事。それを子供達、孫に伝えるのは、やっぱり女性の仕事。日本文化の伝道師は、日本女性だと思う。
お袋の味を伝えようと、妻は今 「我家の家庭料理レシピ」を作り始めている。写真撮影者は私。
台湾・騎楼
フィレンツェ・オスぺダーレインノチェンティ(捨子保育園)
ボローニャ・歴史的街区 ポルティコ
「都市の本質とは、お互いに知らない人々が集まって、過度に干渉せずに関係を築けるということだ。その関係が、街路という公共的な場所を核として発達する。そしてその街路の公共性を保つのは、そこに張りつく多様な商業経済活動と、それが生み出す『ついで』の活動だ。買物や雑用でやってきた人々が、ついでにその街路に人目を提供し、それが街路の治安を保つ。それが逆に地域の商業的繁栄にもつながる。用途規制や巨大開発などを通じた土地利用の純粋化は、そうしたついでの活動を殺し、街路を殺し、結果として都市を殺してしまう。目に見える単調さやつまらなさは、その結果でしかない。」(「アメリカ大都市の死と生」ジェイン・ジェイコブス著)
先に挙げた陣内秀信先生の著書を基軸本にすると、当然イタリアに関係する本を読んで理解を深めようとする。
そうした関連で、この「世界はラテン語でできている」を読んだ。
「ラテン語」は、イタリア半島中西部の古代ローマで産声をあげ、古代ローマの勢力拡大に伴って通用する地域を広げた。その後もヨーロッパの書き言葉として使われ、現代のフランス語、スペイン語、ポルタル語、イタリア語、ルーマニア語等の元になった。また英語の語彙にも影響を与えている。と書かれている。
実際、現代でもラテン語は身近な存在であり、世界史、政治、科学、現代、日本という領域でラテン語が、どう関わっているか解説されている。
イタリアでは、現在でも高校ではラテン語が必須教科と聞いた。イタリア人はラテン語知識に自負があり、ラテン語に対するこだわりは強いようだ。
多分、ラテン語は世界を席捲した偉大な言語、ヨーロッパを築きあげたという文化的な誇りという意識がイタリア人には根強いのだと思う。
古代ローマと日本に共通するメンタリティは、多神教がベースの社会組織だということ。
「ラテン語を通じて世界の解像度が上がる」と書かれていたが、この本を読むとそれがよく理解できる。
2023年7月から2024年2月まで開催されていた文化庁国立近現代建築資料館【NAMA】10周年記念アーカイブズ特別展の図録。PDFでも提供されているが、手元に置いておきたいと思い購入。
アーカイブズ特別展が開催されていたのは知っていたが見に行けなかった。
この人達から学び、背中を見ながら私は建築人生の半世紀を歩んできた。
安藤忠雄さんの講演会に行ったのは学生時代。それまで安藤忠雄の名前さえ知らかったが「住吉の長屋」のスライドを見た時は衝撃的だった。これ以上単純化できないコンクリートの箱という建築表現。その図面はとても美しかった。
個人的には第一工房の高橋靗一さんの作品が好きで村野藤吾賞を受賞した「群馬県立舘林美術館」を見に行った時は感動した。これほど自然との調和がある美術館は見たことがなかった。
この図録で取り上げられている先人たる建築家の日本建築界に与えた影響は計り知れない。
陣内秀信先生の法政大学教授最終講義集。
2019年出版当時に一度読んでから、いつも机の上にあり何度も読み返している。自分にとって基軸となる本。だから書いておくことは多いし、中々読後感を記することができなかった。
この本を「幹」にして参考となる「枝」となる本を読んでいると、何年経っても読み終わらない、読み返す「基軸」本となる。それほど陣内秀信先生の本に青春時代から影響を受けていると、今更ながら実感する。
陣内秀信先生に直接お会いしたこともないし、陣内研究室で学びたいと思ったことはなかったが、その本から受けた影響は計り知れないのではないか。と半世紀を振り返えってみると思い起こす事は多い。
同時代を生きてきた、ちょっとお兄さんの陣内秀信先生は、建物単体よりも都市空間の間の物語を紡いできた。研究領域の視点も住居から都市に移り、最近ではテリトーリオに広がっている。他の研究領域の人を巻き込んで とても学際的な研究を続けておられる。
陣内秀信先生の口癖は「一点突破 全面展開」だと聞いて笑ってしまった。懐かしい1970年代初頭の言葉に触れ、ああ間違いなく同時代人だなと思った。
あの時代の同時代人で「一点突破 全面展開」できた人は どれだけいるだろうか。そういう私も出来なかった。
「一点突破 全面展開」できた稀有の存在である陣内秀信先生の本は、建築界のみならず現代社会人の必読書である。
新規プロジェクトの設計キックオフがあり、会食に参加して来た
台湾料理とシャンパンのマリアージュが評判の店だが
会話と料理に夢中になり写真をほとんど撮らなかった
終わりの頃味見した、紹興酒
何十年かぶりに紹興酒を飲んだが、一般的な中華料理にはあうかもしれないが、
ここの料理には、やっぱりシャンパンがあう
台湾では、料理の最後にスープが出されるらしい
写真は、鰆のフライ入りフカヒレと白菜の煮込み
桃膠と紅棗・白キクラゲの豆花
腹いっぱい食べて気の合う人達と語り合うひと時は楽し、嬉し
お店は、日本橋コレド室町テラス2階・富錦樹台菜香檳(fujintree.jp)
お土産に買い求めた「梅木のだしいなり」
次の日の朝、冷たいのがまた美味い
桜もようやく咲いてきた
4月、街中に電車に新入社員と思われるリクルート服をまとった若い人達が目立つ。
社会人として評価の初歩的な基準は「報・連・相」。
【報告】
部下が上司の指示に取り組みつつ、途中経過を報告すること。
【連絡】
自分の意見や憶測を含めない関係者への状況報告
【相談】
自分だけで業務上の判断が困難なとき、上司に意見をきくこと
どんな有名大学を卒業したかではない。地頭が良くても、弁が立つ者でも、「報・連・相」が、きっちりできない人は自然と落伍していく。
【てら・アソシエイツ通信2024・第10号】
(VOL10~2023年の業務と現在進行形のプロジェクトの紹介)
を、4月2日発行しました。
例年は正月に発行しておりましたが、
昨年度から新年度発行に変更しています
内容はA4縦カラー9頁です
主としてメール及び名刺を交換させていただいた方に
メールにて送信しています。
弊社は一斉メールではなく個々にメール送信を行っており
現在あいうえお順で発送しています。
届いていない方は今しばらくお待ちください。
【3月27日前日の雨が上がり晴れ上がった・さいたま新都心】
先日、78歳と73歳という現役設計者と話をして、健康の秘訣は何と言っても歩く事だと聞いた。
音楽を聴きながら寝ながら本を読むのが趣味みたいな爺なので、身体の血流が悪い事この上ない。医者からは「あなたの場合、痩せれば身体の数値は良くなります」と言われてはいるが、元来身体を動かすことは嫌い。
それでも健康の為と妻にお尻を叩かれウォーキング40分。
疲れた。
脚力が落ちている事を実感
【さいたま新都心・合同庁舎群】
日曜日「第4回楽歌踊謡」(らっかようよう)を観に日本橋公会堂に行ってきた。
東京駅で乗り換えたが、通路は利用客で溢れていた。
そういえば春休み
年に一度、日本の伝統文化に触れる機会だが、
お稽古事のおさらい会なので内容は玉石混交
日本舞踊を習っている お孫ちゃんも出演
髪飾りだけ公開
昨年に比べて随分と踊りが上手になった
朝、家を出て昼過ぎには帰宅したが、ものすごく疲れ、帰宅後爆睡。
人の多さに疲れるのだろうか
2014年に三浦綾子文学賞を受賞した河崎秋子氏の「颶風の王」(ぐふうのおう)を読んだ。とはいっても読み終わったのは、かれこれ1ケ月前になる。感想を書く時間が取れなかった。
一応このブログに感想を書いた後、書棚に移動することにしているので、ディスク廻り、ベッドの廻りが本で一杯になってきたので書いておこうと思う。
この本は、河崎秋子氏の長編第1作らしいが、6世代にわたる馬と人との交感を描いたまるで「ルーツ」のような本。
「颶風」(ぐふう)とは「強く激しく吹く風」との意味らしく、四方から吹きまわしてくる風を、昔 中国では台風等の熱帯低気圧の風を「颶風」と言っていたとの事だが、現代では用いられていない。
この本に登場する主人公達の描き方がとても魅力的だ。馬に命を救われたミネ。馬によつて命を与えられた捨造。自分が救い出せなかった馬に心を残し続ける和子。最後の一頭となった馬との遭遇により新な視野を得るひかり。
北海道は豊かで美しいだけではない。厳しく残酷な顔の自然という面も持っている。
河崎秋子氏の本を読むと、自然と野生というものを失ってしまった人間へその本分を問いかけてくる。
河崎秋子氏のまだ読んでない本が3冊机に置いてあるままだ。並行して読んでいる歴史書もあるのだが、仕事が混んできたので・・・
本中毒だからな。本をくれ、本を
信州から春の便りが届いた
4月1日から6月2日まで「没後40年建築展・建築家 村野藤吾と八ケ岳美術館」が開催されるとの便り。
詳しくは、下記の信州ミュージアムガイド参照
https://www.nagano-museum.com/news/event_detail.php?id=732
久しぶりに新緑の原村に行ってみようか。
ねぇ 婆ちゃん
建築界のブラックジャック、はたまたドクターXと私が勝手に命名している青木茂さんの本。青木茂さんは随分と本を出されているので、何冊目の著作になるのかわからないが、2019年3月初版とあるし、過去の主だったプロジェクトが掲載されているので、これが近著なのかな。久しぶり青木さんの本を買ったので詳しくはわからない。
さて青木茂さんを知ったのは、かれこれ20年程前。まだ孤軍奮闘で既存建築物の再生活用に取り組んでいられるように思えた頃だった。
私は現在の事務所を始めた10年程前に、青木茂さんと同じように「既存建築物の再生と活用」をテーマにしようと思ったが、その前に指定確認検査機関に勤務していたので、設計というより主として法規面からのアプローチになった。ゆえに青木茂さんが外科医・整形外科医なら、私は街場の内科医、かかりつけ医で行こうと思って事務所を始めた。
それと基礎的な現場での調査を人任せにしない、業者任せにしない事を決めた。中間管理職になると段々と現場から、実務から離れている寂しさを味わっていたからかもしれない。これは、かろうじて現在も継続している。
昔から「外科医は切るのが好き」だそうだが、青木さんは戦国武将のような容姿で建築界を席捲し、大学教授を経て、(一社)リファインニング建築・都市再生協会の理事長になられている。営業もお上手で、プロジェクト見学会の開催通知も頻繁に送られてくる。
この本の事に戻そう。既存建築物の再生と活用のエッセンスは、かなり網羅されている。
ただし本を読んだだけで、ブラックジャックになれると思ったら大間違い。大変な努力と試練が待ち受けている。しかし街場の外科医・整形外科医には努力すればなれるだろう。
早朝から湘南新宿ラインに乗って墓参りに行ってきた
お寺横の竹林
帰りも湘南新宿ラインのグリーン車で崎陽軒の「春のかながわ味わい弁当」を食べる
帰り路に崎陽軒の弁当を食べるのは恒例となっている
お昼前に自宅に戻ることができた
午前中は晴れて良かった
なんと美しい本なのだ。そう思った。
久しぶりに建築家の作品集を買った。
自分より若い年代の建築家では、以前から堀部さんに注目していた。
堀部さんの設計したものに最初に触れたのは外観と本だけだが「阿佐ヶ谷の書庫」
残念ながら まだ堀部さんの作品を体験したことがない
高知の竹林寺納骨堂と一連の施設を見に行きたいと以前から思っているのだが
中々機会がない
堀部さんの建築には「無理」がないのだ
この本の中で中島岳志さんが「堀部安嗣論」を書いている。
その中で
「堀部にとって『美しさ』は創作するものではない。美しさはやってくる来るものであり、宿るものである。美しいものを作ろうとすると、美しさは逃げていく。大切なのは、必然性に促されること。建築家の重要な仕事は、この必然性の風に乗ることである。だから、堀部の目指す建築は必然と『”すわり”がいい』建築へ回帰する。」
重要なのは「自己の表現」ではなく「場所の価値」
また住宅を設計したくなっている今日この頃
「今晩は、ゴールデンカムイ鍋だ」と妻が叫び買い物に
すぐ見てきたこと、聞いたことに感化される爺婆です。
残念ながら、リスやカワウソの肉は売っていませんでした。まあ当然と言えば当然ですが。
それで鶏肉と牛肉にしました。
鶏肉は「チプタプ チプタプ」しないで済む挽肉を肉団子に。味は「オソマ」ではなくキムチ調味料を投入。
「なんだ キムチ鍋じゃん」ということなかれ、我が家では「ゴールデンカムイ鍋」と命名されたのです。
最後にマルタイのラーメンを追加。
ヒンナヒンナと言って皆で食べました。
久しぶりに映画を観てきた。妻ちゃんと。
すでに漫画本やアニメでも見ていたが、平日の夜 映画館に
先月末からつい先日まで、怒涛のように難易度の高い事案の相談。見積提出が続き、頭の中がプニョプニョになりつつあつた。寝不足だし、長時間寝れないし、少し休息が必要かなと思っていた。
最近、孫娘達と話があう。
見ているものが一緒なのだ。この「ゴールデンカムイ」や「VIVANT」「ドラゴン桜-2」等。片方に合せるのではなく体験を共有していると会話が弾み楽しい。
さて実写版「ゴールデンカムイ」想像していたものよりはるかに良かった。北海道の冬の自然の中での撮影や動物たちもリアルで その迫力に引き込まれた。
冒頭部の二百三高地の戦闘シーンも、近年まれに見るリアルな撮影。
アシリパちゃんが可愛い。
この女優さん、奥深い素敵な眼をしている。
日本映画人のレベルの高さを世界に示す作品で、次回作に期待。
最近、既存建築物のリノベ―ション事案で、避難安全検証法を利用することが多くなっている。
現在基本設計を手掛けているプロジェクトでも、既存の機械排煙は老朽化で実質機能していなかったので、リノベーションに伴い新規の機械排煙設備を設置するのではなく階避難安全検証で排煙設備、防煙垂れ壁を適用除外させる方向で進んでいる。
別の相談を受けた事案では、テナントからの要望で区画を広げたところ排煙機の容量が足りなくなり、排煙機の容量を変えると、それに伴い非常用発電機も変更しなければならず、結構な金額の設備投資となるので、避難検証法でどうにかならないかというもの。
2020年4月1日に施行された防火避難関係規定の合理化にともない示された項目に、区画安全検証法(令128条6)が追加された。
従来は令129条の階避難安全検証法、令第129条の2で全階避難安全検証法が規定されていたが、これに区画避難検証法が加わった。適用除外される項目は「排煙設備の設置」「排煙設備の構造」「内装制限」のみと限定されているが、階の一部分の検証で適用除外ができる。
注意点は準耐火構造の壁、防火設備(遮煙性能付)で区画するというところ。
新しいもの、変わったものをお店の中から狩猟する臭覚が優れている妻が面白かったと、背後に来て渡して行った本。1時間ぐらいで読めると言っていたが、半日ぐらいかかった。私は本を読むのが遅いのだろうか。
刑務所には看守などの役割を担う刑務官だけでなく、教育専門官や福祉専門官(社会福祉士)、医師や看護師などの医療スタッフ。作業療法士や管理栄養士が在籍しているそうだ。
病院や学校だって給食があるのだから、ムショだって当然 集団調理があり管理栄養士が配置されているのは何となく予想できた。
ただ女性の刑務所管理栄養士は少ないらしい。
この本は何も知らずに刑務所の炊場(調理場)に飛び込んだ女性管理栄養士と、料理初心者の男子受刑者たちの給食作り奮闘記。
滅茶苦茶面白かった。
知らなかった事を知ることは興奮する
食生活と犯罪には因果関係があるらしい。岩手大学名誉教授の故大沢博さんの研究が紹介されている。低血糖症と犯罪の関連性やジャンクフード症候群について、それらが暴力や無気力、感情コントロールができないことにつながる可能性を指摘されている。
ヒトの身体が食べ物で出来ている以上、思考や行動を司る脳を作るのも食べ物。そのことを意識しなければならない。
空腹を満たせばよい、簡単で安ければそれでよいという「エサ」的な考え方では、「心身ともに」健康ではいられない。
妻が年老いてから食と食品衛生について学び直した関係で、随分と感化されている。
東京ミッドタウン日比谷
自由の女神
ペリカン噴水
心字池
日比谷松本楼
大噴水
小音楽堂(旧奏楽堂)
第一花壇
どうも場所打ち杭の太物鉄筋の納期がかかっているらしい。
鉄筋は在庫の状況などにもよるが、ロールで発注すれば1~1.5ヶ月位はかかる。というのが今までの常識。
既製コンクリート杭の場合も端部の金物などの材料が、ものにもよるが1ヶ月ぐらいはかかる。
また、鋼管巻きの杭の場合は、鋼管の納期が通常3ヶ月程度かかる。
エスカレーターは18ヶ月前。エレベーターは12ヶ月前。キューピクルは6ヶ月以上前。電気の幹線や低圧ケーブルも 買い占められれているのか どうにも理由がわからいないが入荷しない。入荷しても少量。
こんな日本に誰がした。
こんなこと今までなかったな。
建築工事には、相当な工事準備期間が必要だし、施工会社の選定時期、選定方法も考え直さないといけない。
こんな時代なのに、設計図が完成してから競争見積もりで施工会社を選定し、確認おりたら、すぐ着工してという寝ぼけた設計事務所もあるようだ。
日比谷公会堂+市政会館
市政会館
日本プレスセンタービル
都立日比谷公園再生整備計画の説明パネル
「都立日比谷公園は、日本における近代的洋風公園の先駆けとして明治36年(1903年)に開園した都立公園です。皇居など周辺と一体となった都心の貴重な緑と憩いの場として、長きにわたって都民に親しまれてきました。
都は、令和3年(2021年)7月に「都立日比谷公園再生整備計画」を策定し、開園130周年を迎える令和15年(2033年)の完了に向け、本公園をエリアごとに段階的に整備していくこととしています。
本計画では、日比谷公園を、年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、誰もが利用しやすく、楽しめる公園に進化させ、将来の都民へ引き継いでいく必要があります。令和5(2023年)年7月に本計画の実現に向け、事業計画として「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」を取りまとめました。」と東京都のホームページにある。
ふ~んと眺めていた
NPO法人湿式仕上技術センターおよび日本建築仕上材工業会(NSK)の講演会「建築仕上塗材の基礎知識」に行ってきた。
会場は日比谷図書館B1F日比谷コンベンションセンター。千代田区立日比谷図書館分館にくるのは久しぶり。
建築用仕上塗材。この見慣れた仕上材 実のところ どのような性能があり、どのように製造されているのか、又どのように施工されているのか 正直深くは知らなかった。
講師はエスケー化研さんと日本ペイントさんの方。「仕上塗材の材料説明(役割、構成、製造方法など)」「仕上塗材の施工説明(塗装方法、塗装の条件、塗装時の問題点など)」
「既存建物の再生と活用」をテーマに、この10年程 大規模改修等に関わり始め、鉄筋コンクリート造の修復・補修技術。外壁仕上塗材の選定。古いタイル貼りのリフレッシュ工法。外部鉄骨部の塗装など 気になる事が沢山湧き出してくる。
建築病理学が確立していない日本では、補修技術ひとつとっても手探りの状態が続く。
この講演会の後、日比谷公園を徒歩で横断し有楽町へ、日本橋、神田、東京駅へと移動。今日も何だか慌ただしかったなぁ~。