あらかわ遊園

二人の孫娘を半日預かったので、あらかわ遊園に連れていった。あらかわ遊園は都内唯一の区営遊園地。今年の11月末でリニューアルの為に閉鎖される。リニューアルオープンは2021年春頃が予定されている。

この日は三連休の最終日で、アンパンマンショーが開催されていたためか、いつもより人出が多かったようだ。

都内最後のチンチン電車に乗って、レトロと言うべきかチープと言うべきか、異なる世界に入ってしまったかのように感じた。まるで子供達・未就学児の楽園。

何しろ大人入園料200円、乗り物代も安く家計に優しい値段設定。昔の後楽園遊園地もこんな感じだった。

観覧車などが新しくなるそうだが、あくまでも未就学児対象の遊園地のままであって欲しいなと思う。

二人の孫娘はパワー全開。楽しかった。又来たいと言う。相手をした爺と婆は すっかり疲れ切ってしまった。

大塚天祖神社・神輿巡行

毎年9月17日は、大塚天祖神社の大祭式。それに近い土日、今年は9月16日に神輿巡行が行われた。

大塚天祖神社は、昔の巣鴨村(今の豊島区のほぼ半分)の鎮守さまで、我が家も天祖神社の氏子。

鎌倉時代末の元亨年間(1321~4)に、領主の豊島氏が伊勢の皇大神宮の神さまをお迎えしてお祀りしたのが最初だと言われている。明治6年に天祖神社と名前が変わるまでは、神明社・神明神宮と呼ばれていた。

100基に及ぶ町内神輿が出るのだが、神輿の出発・拠点となる神酒所は33箇所。その開催準備は、町内会の催しものでは一大イベント。まもなく4歳になる孫娘も法被を借りて朝からの子供神輿に初めて参加した。参加した子供には至れり尽くせりで御土産を貰える。

この神酒所を中心として各町内に例祭幟旗が掲げられ、各地で連合神輿を組み祭りを盛り上げている。

常備品

仕事をするときの これまでの常備品は「湿布」と「目薬」だったが、今年の夏から眼を養生するための「アイマスク」と「熱さまシート」が加わった。

「熱さまシート」は、今年の夏に肺炎で入院した時に蜂窩織炎(ほうかしきえん)という感染症に右足がかかり炎症を抑えるために冷していた。蜂巣炎(ほうそうえん)とも言うが毛穴や傷口から細菌が侵入して、皮膚の深い組織が炎症をおこす感染症。抗生物質を飲んでいれば直るのだが、抗生物質で胃がやられ、全然食欲がなくなる。それ以来常備しているのだが、脚が浮腫んだときに使用している。

湿布は保険適用のモーラステープ。目薬は薬局で買えるものだが、最近は「Vロートアクティブ・premium」、薬局に行くたびにいろんなものを買って試している。

常備品が増えてきたのは歳のせいか・・・。

 

サンシャインシティ納涼盆踊り大会

第41回サンシャインシティ納涼盆踊り大会

サンシャインシティの屋上(4階相当)に行ってみた

ここは、飼い犬が生きていた時の散歩コース

サンシャイン60やプリンスホテルに囲まれた階段状広場の上にある平坦部が会場。私たちの子供の頃の田舎の盆踊り大会とは風情が異なるが、池袋の7町会が協力しているとあって「こんなに子供いたっけ」というほど子供達が集まってきて輪投げ、スマートボールすくい、射的で遊んでいた。

時々 アンパンマン音頭なども混じり子供達も参加して踊っていた。孫が「楽しかった」と言っていたので、これはこれで都会の子供達の夏の思い出にはなるのだろう。建築によって作り出された人工台地も年月が経ち地域に浸透すれば「広場」になるんだなと思った。ちなみにこの盆踊り大会は41回目。

そういえば、屋上広場は照り返しで暑いかなと思っていたら、心地よい風が吹き抜けていた。ビル風も真夏にはちょっとは役に立つ。

サンシャインシティ周辺は、再開発ばやりで既存住民は他地域に追い出され新住民が流入している。合わせて住民の高齢化で年々町会の維持も難しくなってきている。子供会が成立しなくなった町会もある。これからどうなっていくのだろうか。

神様への御挨拶

仕事で各地を訪れると出来るだけ神社に参拝することにしている。

いつからか それが習慣のようになっている

私は、無神論者なのに何故だろうね。

写真は 箱根の九頭竜神社元宮

芦ノ湖プリンスホテルから車では行けず徒歩で20分近くかかった。

妻は、神様が留守じゃないかと言っていた。

白龍神社 小さい祠だけど ちょつと感じるものがあるらしい

箱根神社

箱根神社の脇に出来た九頭竜神社新宮

一枚の御礼状

【九頭竜神社元宮】

先日、ある信用金庫に普通口座を開設したら、支店長と窓口担当者の直筆署名入りで口座開設の御礼状が届いた。長い人生の中で金融機関からお礼状が届いたのは初めてで、ちょつと感動した。

沢山の金額を預金したわけではない。2千円で口座を開設しただけなのにだ。

金融機関とお付き合いしていても、あまりいい思い出は蘇ってこない。あるメガバンクに会社の口座開設を申し込んだとき、開設審査に二週間以上かかる言われ 何故うちの銀行に口座開設するんですかと言われた。さも出来立ての零細企業は相手にしませんよという口振りだったので「もういいですと」断り、今のメガバンクにしたが、このメガバンクしても この5年間一度も銀行から挨拶に来たことも令状も来たことが無い。

あまたある金融機関から選択しているのだから、こちらだって多少は選択した理由がある。今は、地域とともに成長しようとする姿勢の見える信用金庫あたりとお付き合いするのが適切なのかと思っている。

そいえばメガバングは どこもリストラと店舗の再編に大きく動き出している。それに応じて弊社の仕事も多くなってきているのだが、「人のふんどしで相撲をとる」という基本の姿勢が変わらない限り、成長は難しい。

なつまつり

保育園の「なつまつり」を見に行ってきた。

普段はセキュリティが厳しいので、完成した後の保育園は中々入れない

子供達用の手洗いは なんとも可愛らしい

ヨーヨーすくい、魚釣り(本物ではない)、ボーリング、モグラたたき

色々な催しがあり、子供達が楽しんでいた。

保育園 どこも深刻な人手不足らしい

子供達の相手をするのは 生半可な労働ではない

この異常な暑さで水遊びは中止、近くの公園に行くのも中止

ビルの中の保育園 子供達はストレス溜まるだろうな

小田原

業務で小田原へ

東京とさほど変わらぬ暑さ

新宿からロマンスカーVSE(50000形)で

室内はきれい

屋根のボールトの都合で頭の上の荷台には大きな荷物は載せられない。

しかし トイレはゆったり、座席の間隔もゆったりしている

年金

ついに年金をもらうことにして年金事務所に手続きに行ってきた。かろうじて300月は超えていた。

あわせて小さい法人=株式会社だが、厚生年金と医療保険に加入する手続きをしてきた。70歳までは厚生年金を払わないといけない。

年金を貰うことになって爺になったんだなと改めて実感する。

年金もこの先ずつと貰えるかとても不安だが・・

ICU、HCU、CCU・・・

最近、病院の集中治療室が沢山わかれている事を知った。若い時から今まで、建築計画の中でも病院、老人福祉施設等には、あまり関心が無い。

ICU (Intensive Care Unit)は集中治療室で、 呼吸、循環、代謝その他の重篤な急性機能不全の患者の容態を24時間体制で管理し、より効果的な治療を施すことが目的。

ICUは、以前 某大学付属病院で頸椎の手術をした後に、1週間以上ICUでお世話になった。手術後2日ぐらいは症状が重たくて口も聞けなかったが、その後は看護師さんと会話できた。ICUでは会話可能な患者さんは少ないそうだ。看護師さん一人が受け持つ患者が少ないので手厚い看護を受けられる。

ICUと聞くと苦い思い出があり、大学の建築計画の試験でICUとは何かという設問に対して「国際基督教大学」と書いて あとから教授にしっかり怒られた思い出が残っている。何しろ出席を取られる授業以外は殆ど授業に出ない学生だったから。

HCU(High Care Unit)は準集中治療室、集中管理病棟、重症患者病棟で、高度で緊急を要する医療を行うための病室。ICUよりは軽症な患者を収容。

これは最近、夜中に高熱が出て息が苦しくなり家人が救急車を呼んだので某大学付属病院のHCUに搬送されて経験した。

HCUは、患者と医療スタッフとの距離が近いからか、患者が軽症のせいか聞いてよい事も悪い事もみんな聞こえてしまう。

自分の結果はマイコプラズマ肺炎とわかり投薬で一日で熱が下がり、意外と早く退院できた。高熱で意識朦朧となるのは初めての経験であの世からお迎えが来たかと思っていたら、まだ来るなと追い返された。

色々と調べられて悪い数値の箇所も出ていたが、結局は痩せろという事なんだろう。

あぁ~又 苦しい、ひもじいダイエットを始めるのか・・・

その他に、病院計画は機会が少ないと思うが集中治療室には次のようなものがある。

CCU (Coronary Care Unit)は 冠疾患集中治療室で、循環器系、特に心臓血管系の疾患を抱える重篤患者を対象としたもの。その他に今は、SCU (Stroke Care Unit) 脳卒中集中治療室 、SICU(Surgical Intensive Care Unit)外科系集中治療室、NCU(Neurosurgical Care Unit) 脳神経外科集中治療室、NICU (Neonatal Intensive Care Unit)新生児集中治療室などいろいろあるようだ。

名古屋市一般(指名)競争入札に参加する資格を取得

縁あって名古屋市が行う契約の一般(指名)競争入札に参加する申請を提出していたのだが、先日 資格を認定致しましたという「登録通知書」が届いた。

一人二人の他県の事務所でも指名競争入札に参加する資格を与えてくれるのかと思った。

特殊業務だと資格を与えてくれるのかな・・・

法務局、税務署、都税事務所に回って証明書を貰ってくるだけだから、縁があれば他県にも出しておこうか。

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また ひとつ 歳を重ねてしまった

【札幌・モエル沼】

昨日 またひとつ歳を重ねてしまった。

何だか あっという間に64年が過ぎたように思う。

まだまだ やりたいことがあるから あの世に行くのは もう少し待ってもらいたいが、こればっかりは何時お迎えが来るかわからない。

23日の沖縄全戦没者追悼式で中3の相良倫子さんが読み上げた「平和の詩」に胸を打たれた。

73年前の戦禍に想いを馳せ、戦没者を哀悼し、沖縄の美しさを謳い上げ、平和を希求する心。

朗読詩「生きる」は 真っ直ぐ心にささり 心が揺さぶられた。

だらだらと「生きる」のではなく、突っ走って崖から落ちて死ぬか

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「都市と野生の思考」鷲田清一×山極寿一

哲学者にして京都市立芸大学長の鷲田清一氏と、ゴリラ研究の世界的権威にして京都大学総長の山極寿一氏による対談。

リーダーシップのあり方、老い、家族、衣食住の起源と進化、教養の本質など、多岐にわたるテーマを熱く論じている。

京都を舞台に、都市の思考と野生の思考がぶつかり合った対話は、人間のあり方を問い直している。

しかし ようやく読み終えた。仕事で目が疲れているせいか本を避けがちになる。しかも移動の電車では少ない睡眠時間を補うために爆睡の日々。

面白いと思ったのは、ゴリラと人間に共通するリーダーシップの話。

松下幸之助さんが社員にリーダーの条件を三つあげたそうです。

まずは「愛嬌」、二つめは「運が強そうなこと」、三つめが「後ろ姿」だそうです。
愛嬌とは、まわりをハラハラさせるけどなぜか憎めない、まわりにいる人に、私が見てあげないと、と言う気持ちにさせる。
運の強そうな人と言うのは、その人のそばいると、なんだかすべてがうまくいきそうな気になる人。
後ろ姿のかっこいい人は、背中だけで見ている人の想像力を掻き立て、まわりの人をアクティブにさせる、ものすごくかっこいいリーダーだと言うのです。
それが全部、ゴリラのリーダーに当てはまるそうです。
オスのゴリラは巨体で200キロを超えるんだけど、その力を抑制できるんで、みんなが安心して寄ってくる。本当は強いんだけどそれを抑えていることができる、それが愛嬌なんだそうです。
ゴリラの運が強そうというのは、そばにいると大丈夫だということ。胸をどんどん叩いてドラミングして、まわりを威圧すると、彼のそばにいれば安心ということになる。
そして、ゴリラのリーダーは群れの先頭を歩いて絶対に振り返らない。背中で語ってるんだそうです。

ゴリラから学ぶこと多いですね。

「家と家族の進化を考える」という第三章も今日的テーマで面白かったです。

<目次>
第1章 大学はジャングル
第2章 老いと成熟を京都に学ぶ
第3章 家と家族の進化を考える
第4章 アートと言葉の起源を探る
第5章 自由の根源とテリトリー
第6章 ファッションに秘められた意味
第7章 食の変化から社会の変化を読む
第8章 教養の本質とは何か
第9章 AI時代の身体性

都電荒川線軌道敷き緑化実証実験

都電町屋駅のホームから下を見ると軌道敷きが緑化されていた。これは今年3月から始まった「東京さくらトラム(都電荒川線)の軌道敷きにおける緑化実証実験」とのこと。

東京都交通局のサイトには下記のように書いてある。

「~官学連携による実験を開始~
東京都交通局では、平成28年3月から「都電荒川線の軌道敷きにおける緑化検証実験」を行い、日照等が良好な箇所における軌道緑化の生育状況等を確認してまいりました。
この結果等を踏まえ、東京都交通局と東京都市大学(総合研究所/環境学部)では、軌道緑化の生育条件や維持管理方法、環境への効果等をより具体的に検討していくため、下記のとおり官学連携による「東京さくらトラム(都電荒川線)の軌道敷きにおける緑化実証実験」を開始するのでお知らせします。」

「実証実験の概要
実施箇所
大塚駅前停留場付近
荒川車庫前停留場付近
町屋駅前停留場
軌道緑化の規模
合計 約430m2
軌道緑化に用いる品種
セダム属(タイトゴメ、キリンソウ、アルブム、ツルマンネングサ等)
主な検討内容
日照環境の悪い区間や停留場など、さまざまな環境下での生育状況の検討
軌道緑化の維持管理方法の検討
軌道緑化による環境面での効果や影響の検討
軌道保守点検時の作業性などを考慮した設置方法や材料の検討
実施期間
平成30年3月から平成32年3月まで 」

実験が成功し、都電荒川線全体が緑の道になると素敵だな。

現場に神宿る

久しぶりに会った大学の先輩が、私の書くこのブログを見てるらしく会うなり「試験の為でも審査のためでもない建築法規の本を書け」と言われた。「わかりやすいイラストを添えて」と、大学を出て役所で定年まで勤めた先輩なのだが、私が役所と渡り合って得た法的知識は貴重だという。若い人達に知らしめたほうが良いというのだ。

そんなものかなぁと思う。

我々ぐらいの年齢になると自分で図面を書き申請書類を持って役所に行く人は少なくなる。役所に指摘された事は、直接聞いているので肌身についている。「現場に神宿る」と昔の人は良く言ったもので、建築基準法の取扱いや指摘された事項には建築基準法の問題点がゴロゴロ転がっている。

建築法規の中に散りばねられている「原動機の0.75KW」「天井高1.4m」「天井高2.1m」「道路幅員4m」・・・これらの数値がどうして決められたのかと、寄り道ばかりしてるから 本になんかまとまらないと思うよとも言ったのだが・・

多くの建築系団体には法規委員会のようなものがあるが、現場から離れた管理職とか経営者によつて構成されているせいからか、法令改正の視点が現場にいる我々の視点とは乖離していることが多い。

まあ 冥土の土産に「悪知恵・建築法規」とでも題し あれこれ書いて自費出版してみようか。暇になったら・・・

東京タワー

写真中央は霊友会釈迦殿

東京タワーの展望台に上ってきました。トップデッキの250mがリニューアルオープンしたのですが、予約していないといけないという事でメインデッキ、150mの高さの展望台に昇りました。

写真中央は、六本木ヒルズ

東京タワー昇ったのは、初めてだと思っていたのですが家人が子供達が小さい時に来ていると言うのです。本人は全く記憶がありません。

今日はお孫ちゃんの高い所デビューです。

床から下を透けて見えるところがあるのですが、ひとつも怖がりませんでした。

写真は、白井晟一のノアビル

東京タワーの鉄骨詳細図が飾っているコーナーがあり、しばし図面に見惚れてしまいました。

南池袋公園

土日ともなれば南池袋公園には、ちいさな子供達が集まってくる。

池袋にこんなに子供がいたのかと思うぐらいだ

今日は天気が良かったので 南池袋公園の芝生の上で御弁当を食べた

滑り台は、いつも大変なにぎわい

開園して1年弱だが、どうやら認知されたらしく人が集まってくる

都心の中の大きな空と芝生は気持ちが良い

役所巡り

仕事柄か色々な役所に行くことが多い。

調査、打合せ、申請、差替え、受理等々・・・仕事だから楽しみを探してはいけないのかも知れないが、役所やその周辺で行く楽しみを見つけると ちょぴっと幸せな気分になる。

中でも行くのが好きなのが世田谷区役所

前川國男さんの作品に触れることができるから。長い時間ではないが区役所のこの広場でボーっとしている時がある。

だいぶ よれよれにはなったが それでも気品は失っていない。建築から、こういう老人にならなければならないんだぞと言われているみたいな気がする。

それと最近増えた楽しみは、世田谷線松陰神社前のパン屋さん。ブーランジェリー・スドウ ここのパンは他店にはない美味しさ。何時も商品が売れてしまい、種類がまばらな時間帯にしか買いに行けない。

何時来たら全ての商品が買えるのかと聞いたら、午前10時の開店と同時に来てくださいと言われた。

これ以上太ったら死ぬぞと言われているんだっけ、糖質を押えれと・・

パン食いて~。

「建築物省エネ法説明会~適判における疑問点と対処法の紹介」

今日は、朝から川越市役所に行き 折り返して永田町へ、午後から「建築物省エネ法説明会~適判における疑問点と対処法の紹介」講習会に参加してきた。地下鉄有楽町線と東武東上線を東西に行き来しているだけなので電車の中で睡眠時間を補えれる。

2017年4月からの建築物省エネ適判は、自分は3件しか経験していないが、建築確認決済に合わせてバタバタと修正し間に合わせたようになった。これから軽微変更や計画変更、完了検査を迎えるわけだが、その経験を踏まえていないので、どういう問題点が発生するのかわかるのはこれから。

夕方 事務所に帰ると、(株)計画・環境建築 代表取締役 澤崎宏氏が今朝亡くなったとの訃報が届いていた。

東京都建築士事務所協会 千代田支部長、工学院大学非常勤講師、工学院大学校友会役員等、数々の公職を勤めている。

彼は大学の後輩にあたるので、会えば働き過ぎだよと注意していたのだが、昨年夏ごろから体調を崩し、入院して闘病していた。暮れに容態を聞いたとき この日が来るかもしれないと思っていた。

無念だろうな澤崎君。

残念だよ 君がいなくなって

合掌

東京・雪

1/21昼頃から積もり始めた雪は、日付が変わる頃やみました

今朝の都電荒川線です。

朝から電車は動いているようです

徐行運転で走っています。

昨晩から家の前の消火栓のところだけは除雪していましたが、

北側道路は、結構雪が残りますので除雪が必要ですね。

俳句

中学生ぐらいから文学少年で、とりわけ詩歌(詩・短歌)が好きだった。それがなんで建築の道に進んでしまったのか自分でも良くわからない。

リタイヤしたら俳句の勉強をしてみたいと随分と前から思っていたのだが、リタイアしてからの方が現役時代より忙しいような気がして、中々俳句まで手が回らない。

それでも正月に、夏井いつきさんの本を三冊買った。

パラパラとめくって見ただけだが、俳句の奥の深さを知っているだけに これから本腰を入れて俳句を勉強するのには躊躇している。

TVのプレバトを時々見て、やっぱり日本の言葉は美しいと思っていた。言葉を削って五七五 十七文字の宇宙を作り出すなんてすごい事だと。

日本語もおぼつかない幼児の頃から英語を教えるなんてどうなのかなあと思う。

それでも孫達は、ビデオやテレビを見て自然と英語を喋るから こちらがビックリするし、そういう時代なのかなぁとも思う。

3歳の孫に「cucumber(キューカンバー)頂戴」と言われた時は、それが胡瓜だとは即座にわからなかった。彼女達の世代では、日常の中で英語は普通の言語なんだろうなと思う。

理数系だって古文や漢文、詩歌をたしなんだ方が良いのではないかと思う。

学生時代に 伊藤ていじ先生が 時々漢文で学生に訓示されたが、意味が解らず閉口した。先生のように教養豊かになりたいものだと思っていたが、ついに遠く及ばなかった。

まあ 四の五の言わず とりあえず俳句をひねってみようかな。

川越

真冬だというのに壱輪の薔薇が咲いた。

今日は川越市役所に行ってきた。

帰り道 天気も良かったので札の辻を曲がって旧市街を歩く

川越の街なみに溶け込んだ蘭山記念美術館があった

蘭山記念美術館は、

川越藩松平大和守家の御用絵師、

舩津蘭山(文化5年(1808)-明治6年(1873))

の作品(下絵・画稿)を紹介する美術館。

時間がなかったので外景写真のみ

亀屋で芋菓子を幾つか買った

歩き疲れたので途中でバスに乗る

帰りの電車では 池袋まで爆睡

「空洞化と属国化・日本経済グローバル化の顛末」坂本雅子著

建築事務所のブログに経済学の本の読書感想を書くのは場違いのようにも思われるかもしれないが、個人的には若い時から折々につれ経済学の本を読んできた。

今でも新聞の中では、日本経済新聞を一番熱心に読んでいるかな。

思い返せば、経済の影響で人生が左右されてきたようにも思う。高校生時代のオイルショック。バブル経済と収束。リーマンショック等と建築の仕事にも大きな影響を受けてきた。

知人に薦められて、この774頁の大著を年末年始の約2週間をかけて読み通した。

2017年は、日本の電機産業(パソコン、半導体、液晶テレビ・液晶バネル)の総崩れ・敗北が確定した年だった。

知人と「一体どうしちゃったのか東芝は? シャープは? 日本のグローバル企業は、経済はどうなっているのか、これからどうなるのか」そんなことを話していたら この本が面白いからと薦められた。

電機産業も総崩れだが、国内自動車生産も崖っぷちと聞く。日本経済は20年も停滞して来た。世界的に見ても先進国の中で日本だけが停滞している。政府の成長戦略は効果的な対策となっているのかという疑問に、著者は産業の空洞化と対米属国化(従属)によるものと指摘しているのだが、個々の企業活動や日本経済の実態のみならず経済政策や外交・軍事戦略までと総合的に学問の枠を超えた分析をされている。提示された個々の数値に、ここまで日本の企業活動・経済が追い込まれていたのかと呆然としてしまった。

経済学の中では一世を風靡した。今でもかなり浸透している「スマイルカーブ」。縦軸に「付加価値」、横軸に製品の開発・製造・販売の工程をとって図式化すると両端が上がって人が笑った口のように見えることから名づけられたと聞く。台湾のEMS企業・エイサー創始者スタン・シーが最初に言い出した。これが米国の製造業の空洞化に拍車をかけたが、今は技術革新(イノベーション)を生み出すには製造業・生産現場と一体で不可欠という指摘が増えてきている。

この「スマイルカーブ」論は、少なからず日本の建設業や設計業界に影響を与えている。ゼネコンも大手設計事務所も実施設計という図面を作成する工程は、外注事務所や非正規の設計者・ドラフトマンを集めた子会社が担っている。図面の書かない書けない一級建築士は多い。住宅業界は、生産図や申請図は海外で作成しているのは随分と前から。

日本は、いつのまにか「ものづくり」により成長するのではなく、互いにサービスを提供しあうことに依存する経済になりつつある。

 

  • 序章  日本経済と産業空洞化
  • 第1章   日本電機産業の敗北-生産の海外移転が行きつくところ
  • 第2章     自動車産業は空洞化するか
  • 第3章  成長戦略と日本経済-インフラ輸出戦略で空洞化は止められない
  • 第4章  安倍成長戦略と・「日本再興戦略」の本質
  • 第5章     インフラ輸出と「安全保障」の一体化-安倍内閣期のインフラ輸出
  • 第6章 空洞化、属国化の協定・TPPと米国のアジア回帰戦略

とあるように 日本経済の幅広いテーマを取り扱っていて、とても感想を書ききれないが、この本を読み終わって今後の自分のビジネスをどうするべきかはっきりした。

この本は、売れているそうだ。出版3ヶ月で3刷目。

岡倉天心記念学術奨励賞を受賞したとは言え、専門書で6千円もする本なのに。それだけ日本の産業や経済が今どうなっているのか皆 関心があるのだろう。

 

今年は どんな年になるだろうか

最近お気に入りの南池袋公園の

FARM & PARK  RACINESでお茶した。

都会でも 建物がないと こんなに空が広い

年末から年始と別に休業というわけでもなく

だらだらと書類の整理とか、

年末に頼まれた仕事のシュミ―レーションをしていた。

それでも4日に役所から電話があったり、仕事の問合せに対応したり

今日、豊島区に年末におりていた検査済証をとりに行ったりしていると

徐々に仕事モードになってきた。

冬空なのに、歩いて少し火照った身体を冷ますため

ジンジャエールを飲んだ

今年は、ここを打合せ場所にしょうか

天気も良く 何事もなく 良い正月だった

今年も忙しいそうな予感がする

横浜元町・空のポケットに夢ばかり詰めこんで生きていた

何だか慌ただしい年末に横浜の元町に出かけてきました。

海が近いせいか風が冷たく感じます

元町は好きですね。

ファッションは、東京とはちょつと違うセンス

「空のポケットに夢ばかり つめこんで生きていた」

矢沢永吉の「チャイナタウン」の一節が思い浮かびます

このところ車窓からの風景など全く目に入らず、爆睡して移動する日々でした。

来年からは止めたいと思う事

爺さんが、どうどうと地下鉄の車内でお握りをほうばっているのは、みっともないから止めよう。

PCをしながら椅子で座ったまま寝るのは、かえって疲労が残るから止めよう。

頼まれても直感的に嫌だなと思う仕事はしないでおこう。