「青天を衝け」

 年初頭に2021年のNHK大河ドラマ・渋沢栄一を主人公とする「青天を衝け」をHuLuで一気見した。自分は、ほとんどテレビを見ないので今頃配信されたものを見るしかない。

 今更2021年の大河ドラマの話題なのと言われるかもしれないが、一気見した方が全容を掴みやすいように思っている。もつとも数日で全部見るので少し疲れる。

 2022年に仕事で何度か深谷市を訪れていた。深谷市ではどこへ行っても「渋沢栄一」の写真と名前を見ていたので、気になる存在だった。

 渋沢栄一の時代は、幕末から昭和初期で、私からだと曽祖父母・直系3親等の時代になるかもしれない。私が生きてる顔を見た事があるのは、母方の祖母の晩年だけで、幼少の時に時々お小遣いを貰った記憶しか残っていないので、曽祖父母の時代なんて全く実感がわかない。

 ネットで登場人物を検索しながらのドラマを見ていた。平岡円四郎、徳川昭武、高松凌雲、武田耕雲斎、橋本佐内、等々。 彼らは綺羅星のごとくあり、八百万の神とさえ思ってしまった。 

 ドラマを見て歴史、政治、経済のお勉強になった。学校では学べない統合的な知識を得ることができた。

 さて、幕末から昭和の時代というのは、本当に激動の時代で、あの時代に自分が生きていたらどうしただろうかと考えてしまった。農民や町民、下級武士だったとしても尊王攘夷にかぶれて、テロリストみたいになって切られて早死にしたのではないかと思う。時代が動く変革の時代を生き抜くのは、とっても大変そうだ。

 時代が動く時に生き残れるのは、専門知識・ひとりでやれる能力、技術を持っている人のようだ。幕末から明治にかけては、語学・医学・算術等の専門家や旧幕臣の海外渡航者が、官吏として重用されているのを見ると大いに参考となる。

『表題「青天を衝け」は、渋沢自身が内山峡(長野県佐久市)を旅した際に詠んだ漢詩の一節「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」(意:青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む)から取られた。』とウキペディアに書かれている。

 元気を貰えたドラマだった。

 これからも「青天を衝く」爺婆であろうと話していた。

在りし日の能登-6、能登島ガラス美術館-1

2011年9月撮影

2024年1月4日現在、能登島へ渡るツインブリッジのと、

能登島大橋の二本の橋は、通行止めで

陸路では、支援物資が届れていない状況のようです。

この時の能登半島一周・最大の目的は、能登島ガラス美術館でした

建築家・毛綱 毅曠、1991年の作品

私にとっては、毛綱 毅曠はアイドルみたいなもんで

「きゃ、モンタ~!」と

ここでは心の中で叫んでいたことを思い出した。


日経アーキテクチャー誌の2024年1月5日付の記事によると、「毛綱毅曠建築事務所の設計で91年に竣工した石川県能登島ガラス美術館では、外壁の一部がはがれるなどの建物被害が発生した。建物内部に大きな被害はなかったが、本棚や案内看板などが倒れた。施設設備の点検や整備のため、当面は臨時休館の予定だ。」とある。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02706/010400008/

「ディテール 2024.1 季刊⁻冬季号 №239」

ディテールの№239は、「緑化と防水・水仕舞」の特集

 2023年のプロジェクトで壁面緑化と屋上緑化についての事例をリサーチしていた。プロジェクトにおけるリサーチは、主として設計をサポートしてもらう人達にお願いしている。その中で特に気になる事例については、実際現物を見に行ってもらい写真を撮影してきてもらっているので、事例は多く集まっている。

 ということで「植物とつながる建築」というのは、自分の中でもテーマだったので、興味深く読んだ。

 川島範久さんの淺沼組名古屋支店改修PJは、2023年に名古屋に出張した際、見てきた。実際見た建物のディテールは貴重だ。

 以前見たアクロス福岡のような建築自身が森のような地形になると圧倒される。

 特集とは別に坂茂建築設計の下瀬美術館(広島県大竹市)のディテールも紹介されている。機会があれば見に行きたいと思っていたので予習になった。

 こちらは、雑誌で見て現代美術のミニマル・アートの影響が色濃いのかと第一印象で持っていたのだが、その印象は払拭された。

 水面に浮かぶ可動展示場の色彩が、ドナルド・ジャッドの作品を彷彿させたからだが、そんな単純なミニマル・アートな作品ではなく自然環境と応答しあっている。

【ドナルド・ジャッドの作品】

【ドナルド・ジャッドのファーレタチカワの作品】

在りし日の能登-5、ぼら待ちやぐら

2011年9月撮影

穴水町のぼら待ちやぐら

七尾北湾

静かな海でした

国道249号線を七尾方面に移動中の写真です

海面と陸上の高低差が とても少なくて驚いた記憶があります

このあたりは、西岸のあたりではなかったかと思います

夕陽がとても美しいところだと聞きました

アクセスデーター・2023年12月

2023年12月のアクセスデーターの公開です

1日あたりの平均訪問者は2,257。平均閲覧ページ数は10,765でした

月間の訪問者数は69,992。月間閲覧ページ数は333,723でした

2023年にSSL化した影響でしょうか。検索によるアクセスが増えています

在りし日の能登-2、白米千枚田

2011年9月に撮影した白米千枚田の風景です

県道276号線を輪島から奥能登へ向かう途中

大きな崩落はないようですが、無数の亀裂が入っているとの情報あり

【石川県HPより】

2024年1月4日 14時時点の車両通行可は赤い線との事

奥能登は、車両でアクセスできないところが多い

在りし日の能登-1、輪島朝市

2011年9月の輪島朝市の風景

この日は、台風の影響に依る雨だったので数枚しか写真を撮っていません

 2024年1月2日の報道によると、「輪島市の中心部にある河井町では1日夕方、観光名所として知られる「朝市通り」周辺で火事があり、消防によりますとこれまでにおよそ200棟が焼けたとみられる」ということです。

 古い木造家屋が密集した地域ですが、報道によると焼野原のように見えます

 朝市の商売上手なおばちゃんたち、避難できたかな。

 能登の被害は甚大で心が痛みます。

 下記、読売新聞「令和6年能登半島地震被災状況」

https://storymaps.arcgis.com/stories/f9dc1fce8ce3421d92b97a8bf2e697b1

 事務所開設前だったので掲載していなかった能登半島一周の旅の断片を記録として掲載したいと思います。

 

初詣

初詣は毎年 旧巣鴨総鎮守・大塚天祖神社。

この神社の氏子だし

現在は、天祖神社総鎮座700年記念事業の一環として改修工事中

昨年、弊社も少し寄付をしたので境内に芳名が掲示されていた

末社も8社になりました
昨年の御札、お守り等を奉納してきましたが、今年は、雨空の初詣でした。

正月の日本酒

新年の食卓に添えられた日本酒

今年は、妻が誕生日プレゼントに貰った「獺祭・磨き三割九分」
我がファミリーは、女性陣は飲んべだが、男性陣は下戸が多い。

「あなたの血は、酒ではないか」と疑われている女性もいる。

と私の好きな「田酒・四割五分」
と言っても下戸な私は御猪口にちょっと舐めるだけ

今年も正月は、ほろ酔い気分。

であったが、そんな正月気分を一掃するような

能登半島地震

大きな地震の度に原発を心配しなくてはならない。

難儀な国や

新年明けましておめでとうございます。

【2023年夏・北海道美瑛町・青い池】

謹んで新年のお慶びを申し上げます

 弊社は二ッチャーとして、ブルーオーシャンとはいきませんがブル―レイクの市場を切り拓いていきたいと考えております。

明るい一年になりますように、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

 株式会社 寺田建築事務所/合同会社 てらだ組