「ディテール 2024.1 季刊⁻冬季号 №239」

ディテールの№239は、「緑化と防水・水仕舞」の特集

 2023年のプロジェクトで壁面緑化と屋上緑化についての事例をリサーチしていた。プロジェクトにおけるリサーチは、主として設計をサポートしてもらう人達にお願いしている。その中で特に気になる事例については、実際現物を見に行ってもらい写真を撮影してきてもらっているので、事例は多く集まっている。

 ということで「植物とつながる建築」というのは、自分の中でもテーマだったので、興味深く読んだ。

 川島範久さんの淺沼組名古屋支店改修PJは、2023年に名古屋に出張した際、見てきた。実際見た建物のディテールは貴重だ。

 以前見たアクロス福岡のような建築自身が森のような地形になると圧倒される。

 特集とは別に坂茂建築設計の下瀬美術館(広島県大竹市)のディテールも紹介されている。機会があれば見に行きたいと思っていたので予習になった。

 こちらは、雑誌で見て現代美術のミニマル・アートの影響が色濃いのかと第一印象で持っていたのだが、その印象は払拭された。

 水面に浮かぶ可動展示場の色彩が、ドナルド・ジャッドの作品を彷彿させたからだが、そんな単純なミニマル・アートな作品ではなく自然環境と応答しあっている。

【ドナルド・ジャッドの作品】

【ドナルド・ジャッドのファーレタチカワの作品】

在りし日の能登-5、ぼら待ちやぐら

2011年9月撮影

穴水町のぼら待ちやぐら

七尾北湾

静かな海でした

国道249号線を七尾方面に移動中の写真です

海面と陸上の高低差が とても少なくて驚いた記憶があります

このあたりは、西岸のあたりではなかったかと思います

夕陽がとても美しいところだと聞きました