既存建物の大規模な改修設計の為に、今日は朝から現場調査。サッシ業者の協力を得て、弊社側から3人、合わせて6人で、既存鋼製建具を見て回った。
弊社では改修工事において既存建具を5つのカテゴリーに分け建具表を作成している
1、解体・撤去(枠・障子・戸全て解体撤去)
これには耐震壁として補強閉塞するものと、一般壁として閉塞するものがある
2、閉塞(枠は残し、障子・戸撤去、新規壁にて閉塞)
これにも耐震壁として補強閉塞するものと、一般壁として閉塞するものがある
3、改修(枠は残し、障子又は戸を新設する、若しくはカバー工法)
4、修繕(金物類の交換、戸の塗装、網戸等の取替等)
5、残置(既存のまま残す)
その他に全く新設というのもあるが、これは新築工事と同じ記載方法
サッシ会社の点検事項を弊社担当者が叩き台として作成しているキープラン、建具表に記載して、最終的な図面をまとめ見積もりを依頼している。新築建物の設計とは違い、既存平面図でのキープランと改修計画案でのキープランを作成している。この業務にはサッシメーカーではなく、現場を知っているサッシ業者さんの協力が不可欠である。