「わたしは、ダニエル・ブレイク」ケン・ローチ監督

 ようやく仕事に一息つけれて、映画(DVD)を観れる余裕ができた

 DVDだとメイキングがついていて、その映画の製作意図等がよくわかり、深く理解できる。この映画は、2016年のイギリス映画で第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞した、名匠ケン・ローチ監督の「今、だからこそ全世界に伝えたいメッセージ」

 10年前のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、今どうしても伝えたい物語として監督引退を撤回してまで制作されたのがこの映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」である。複雑な社会制度、デジタル化、マニュアル化に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流には感動し涙で包み込まれる。

 貧富の格差が進行する現代でも、この映画のテーマは生き続けている。

 映画は、シンプルで まるでドキュメンタリー映画のように展開するが、隣の誰かを助けるだけで、人生は変えられると教えてくれる。