詩仙堂 -3 庭を歩く 詩仙堂からは「古び」の美学を感じます 侘び寂びというのは、 現代ではひとつの言葉として語られますが 本来は別の美意識です 縁側の柱は、角が取れてまるくなり 板は、浮造りのように木目が立っています ときの移ろいを感じ受け継ぐことができます 所謂「古民家再生」「町屋活用」という現場 最近、幾つか見ましたが 基礎も土台も柱も新品に置き換えられ、 古材の利用は梁材のみというところが気になりました。 構造体の8、9割がたが新材 それが本当に「再生」とか「活用」といえるのだろうかと