建物劣化診断

既存建物の経年劣化診断は、幾つかの段階に分けて調査を行う。

  • 一次診断~目視や打診調査
  • 二次診断~一次診断では判断しづらい場合に簡易な検査器具を使用する
  • 三次診断~検査部位専用の調査器械を使用する

建物の躯体や仕上材に係わる建築領域と空調・換気、給排水、電気等に関わる設備領域の二つに大別できる。

又、各診断部位には下記のようなものがある。

  1. 建物全体の現況調査(たわみ、柱・壁の傾斜、地盤の不動沈下等)
  2. 躯体診断(ひび割れ、躯体劣化状況の確認)
  3. 建築設備診断
  4. 外装タイル・モルタル剥離診断
  5. 防水診断
  6. 外装塗装診断
  7. 劣化診断総括