既存建物の経年劣化診断は、幾つかの段階に分けて調査を行う。
- 一次診断~目視や打診調査
- 二次診断~一次診断では判断しづらい場合に簡易な検査器具を使用する
- 三次診断~検査部位専用の調査器械を使用する
建物の躯体や仕上材に係わる建築領域と空調・換気、給排水、電気等に関わる設備領域の二つに大別できる。
又、各診断部位には下記のようなものがある。
- 建物全体の現況調査(たわみ、柱・壁の傾斜、地盤の不動沈下等)
- 躯体診断(ひび割れ、躯体劣化状況の確認)
- 建築設備診断
- 外装タイル・モルタル剥離診断
- 防水診断
- 外装塗装診断
- 劣化診断総括