
毎年12月は、会社の決算が終わり税金を払い、来期の計画を考える月だ。実務に追われていても前期の決算書を眺め、経営の方向性について、あれこれと思案する日々。株式会社として12期が終わり13期が始まった。前期から継続した業務(受注残)があるが、2026年の日本経済の動向は、ガスがかかっているように思えるので予断は許さない。
さて弊社の来期の計画を考えるうえで、この本を読んだ。
本の紹介には「赤字から500億企業へと築いた再建のリアル 田中修治氏が語る経営鉄則」「倒産寸前のメガネチェーンを買い取り、たった1年で黒字化。その後、13カ国600店舗・年商400億のグローバルブランドへ――。」数々の事業をゼロから立ち上げてきたオンデーズ会長田中修治氏が、赤裸々な実体験をもとに、経営者の“つまずき”にQ&A形式で答える実践型の経営書。社長が陥る“罠”と“答え”をQA形式で一挙収録!すべてリアルな悩みに直球で答える、現場目線で徹底解説。
資金繰り、人材、ブランド、海外展開、M&Aなど、社長が必ずぶつかる課題を、実体験とリアルな知見をもとに著者書き下ろしで解説します。」
経営・経済の学者・評論家の言説より、オーナー経営者の実践的なノウハウが役立つ。勿論オンデーズは物販だし、弊社は建築サービス業。一般の会社と違い、社員は少なくチームで業務を進めているので組織論も異なる。
弊社は、売上は昨年対比で毎期常に100%を超えてきている。それでも前期は相談件数は多かったが成約数は少なかった。個々の案件に色々な事情があるにせよ、分析をしなければならない。また利益率が数パーセント下がったが、色々なデーターを分析してみないといけない。諸物価の値上がりもあるだろし、内的な要因も考えられる。とにかく毎日考えることは多い。
2025年12月出版されたばかりの本だが、自分の会社の経営について考えるうえで、とても参考になる本という事は間違いない。