
このところ古いレンタル落ちのDVDを観ることが多い。この映画は、2012年カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したケン・ローチ監督の作品。
手癖の悪い不良青少年達は、それぞれの罪で刑務所送りではなく社会奉仕活動に従事する。彼らは人生を立て直したいが住むところも、職もなく、周囲の目は冷たい。
社会奉仕活動の現場監督でスコッチウイスキーをこよなく愛するハリーに連れられて、スコッチの醸造所を訪ねる中で、スコッチの奥深さに触れ主人公のロビーは眠っていた「ティスティング」の才能に目覚める。そして仲間と冒険の旅へと向かう。
ケン・ローチ監督は、市井の人々の生活を丁寧に撮り、色々な要素を同時に提示しながら、シリアスな社会性とユーモアを両立させている。メッセージ性もドラマの中で自然に溶け込ましている。さすが名匠と言われるだけはある。
ラストは、痛快。