「梅おばあちゃんの贈りもの」乗松祥子著

この本も人に紹介された本。

80歳を超えても、朝から晩まで働いておられる梅おばあちゃん。

梅おばあちゃんの春夏秋冬の梅仕事を追いながら、毎日の食事、梅を使った料理のレシピ、梅の健康効果、幻と言われた杉田梅のことが書かれている。好奇心の持ち方、大切にしていることや白洲正子さん、樹木希林さん(内田家)との交流などについても綴られている。

写真も装丁も綺麗で、とても丁寧に作られた本だ。

「60代~70代は人生の黄金期」と書かれていて、ハッとした。趣味でも仕事でも夢中になれるものがあると幸せだという。80代の人生の先輩が言うのだから間違いがないだろう。

乗松祥子さんは、70歳から杉田梅の専門店「延楽梅花堂」を始めたとある。すごいな。「生きている限りは、ずっと現役でいたいと思っています。」。自分もそうありたいと思った。

梅干しが食べたくなった。

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